虫歯の今

食べ物をよく噛むことは唾液の分泌を促し、栄養を行き渡らせる効果があります。したがって、歯の健康を維持するためにも、歯科で定期的な健診を受けることは非常に大切です。 子供の虫歯にかかる割合は年々減少しており、虫歯の予防意識が高まっていることが推察されます。一方で、進み続ける高齢化により、歯科医院を受診する高齢者の割合は増えています。 このことから今後の歯科医療では、予防歯科をはじめとして、インプラントや再生歯科、高齢者歯科等の分野の需要が増加していくと予想されます。これに伴い、歯の病気だけでなく、他の疾患に対応する医療機関とも連携できるような、生涯にわたってのかかりつけ医としての歯科医の役割が求められていくと思われます。

高齢になると虫歯の他にも歯周病にかかる可能性が高くなり、悪化すると歯を失うことにもつながります。歯周病は早期に発見して治療を行うことが重要ですが、歯を失ってしまった場合においても、早急に治療を受けなければなりません。 歯を失った場合の治療法としては、入れ歯やブリッジの他にインプラントがあります。どの方法にもそれぞれメリットとデメリットがありますが、インプラントは他の方法に比べ、物を噛むときの満足感が高いのが特徴です。ただし、インプラント治療には保険が適用されませんので注意が必要です。また、インプラント治療は手術が必要となりますが、歯科医院によって手術方法や骨の再生技術等の違いがありますので、よく検討してから治療を始めることが望ましいでしょう。